diff --git a/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/relnotes.sgml b/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/relnotes.sgml index 04b5656a0e7f..4d81bb893e71 100644 --- a/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/relnotes.sgml +++ b/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/relnotes.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ - + - + 現在のリリースについて -

FreeBSD は自由に利用でき Intel i386/i486/Pentium(とその互換 CPU) - の PCで動作する, 4.4BSD-Lite ベースの全ソースつきのリリース - です. これはもともとにカリフォルニア大学バークレイ校 CSRGグループの - ソフトウェアがベースとなっており, NetBSD, 386BSD, そして Free - Software Foundation のソフトウェアなどにより拡張されています. +

FreeBSD は自由に利用でき Intel i386/i486/Pentium/PentiumPro + (とその互換 CPU) の PCで動作する, 4.4BSD-Lite ベースの全ソー + スつきのリリースです. これはもともとカリフォルニア大学バーク + レイ校 CSRGグループのソフトウェアがベースとなっており, + NetBSD, 386BSD, そして Free Software Foundation のソフトウェ + アなどにより拡張されています. - 1年前の FreeBSD 2.0 のリリースからみると, FreeBSD は性能, 機能, + 95年1月の FreeBSD 2.0 のリリースからみると, FreeBSD は性能, 機能, 安定性の面で劇的に改善されました. もっとも大きな変化は VM システムに おける改良で, 統合化された VM/file バッファキャッシュを用いる ことで性能を向上させながらも FreeBSD のメモリの使用量を減らすことが @@ -22,30 +23,33 @@ ようになりました. その他の拡張としては NIS のクライアントとサーバの 完全サポート, トランザクション TCP のサポート, ダイヤルオンデマンド PPP, 改良 SCSI サブシステム, ISDN の初期サポート, - FDDI や Fast Ethernet(100Mbps)などのサポート, - Adaptech 2940 (WIDE と narrow)のサポートの改良と数百件のバグの修正, + FDDI や Fast Ethernet (100Mbps) などのサポート, + Adaptec 2940 (WIDE と narrow) のサポートの改良と数百件のバグの修正, などがあります. 私たちはたくさんのユーザからのコメントや提案をまじめに受け取り, 私たちが正しいと考え, かつ導入の手順が分かりやすいものを提供しようと - 努力しています. この(継続的に進化する)プロセスに対するあなたの意見を + 努力しています. この (継続的に進化する) プロセスに対するあなたの意見を 心からお待ちしています. FreeBSD では基本配布セットに加え, 移植されたソフトウェア集 - として 350 を越える人気の高いプログラムを提供しています. - ports (移植ソフトウェア) には http(WWW)サーバから, ゲーム, 言語, + として 数百の人気の高いプログラムを提供しています. 96年11月 + 終わりの時点で 710 の ports (移植ソフトウェア) が存在します. + ports には http (WWW) サーバから, ゲーム, 言語, エディタまでありとあらゆるものが含まれています. portsはオリジナル ソースに対する「差分」という形で表現されており, すべての portsを 集めても 10MB程度にしかなりません. こうすることで ports の更新を 容易にし, portsに必要なディスクスペースを小さくすることができます. portsをコンパイルするには, インストールしたいと思っているプログラムの - ディレクトリに移動し, make と叩くだけで, あとはすべてシステムがやって - くれます. どの portsもオリジナルの配布セットを動的に CDROM または - 近くの FTP サーバから取ってくるので, ディスクは構築したいと思って - いる portsの分だけを準備しておけば十分です. ほとんどの portsは, - すでにコンパイルされた状態で ``package'' として提供されており, - ソースコードからコンパイルしたくない場合, これを使うと (pkg_add と - いうコマンドで) 簡単にインストールできます. + ディレクトリに移動し, ``make all'' と実行してコンパイルが成 + 功したら, ``make install'' とすると, あとはすべてシステムが + やってくれます. どの portsもオリジナルの配布セットを動的に + CDROM または近くの FTP サーバから取ってくるので, ディスクは + 構築したいと思っている portsの分だけを準備しておけば十分です. + ほとんどの portsは, すでにコンパイルされた状態で ``package'' + として提供されており, ソースコードからコンパイルしたくない場 + 合, これを使うと (pkg_add というコマンドで) 簡単にインストー + ルできます. FreeBSD 2.1 以降のマシンであれば, /usr/share/doc ディレクトリにインストールの手順や FreeBSD を利用する上で有用な @@ -64,7 +68,7 @@ また, にはマスタ - (かなり頻繁に更新されます)がありますので, こちらも参照してください. + (かなり頻繁に更新されます) がありますので, こちらも参照してください. 合衆国の輸出規制のため, FreeBSD のコア配布セットには DES のコードは 含まれていません. 合衆国国内に限り, DES を使うプログラムなどが, @@ -79,7 +83,7 @@ ないのであれば, FreeBSD の MD5 ベースのセキュリティで十分です. この標準のセキュリティモデルは DES よりも適していると私たちは思って いますし, また, やっかいな輸出規制にもひっかかることはありません. - あなたが合衆国国外にいるなら(あるいは国内にいても)一度試してみて + あなたが合衆国国外にいるなら (あるいは国内にいても) 一度試してみて ください!